*****************************引用ここから*******************************教育委員会の定例会を聴いて参りました。議題は色々ありましたが、とりわけワタクシが興味を持っている、また、興味を持っている方の多いこの問題について、必死でとったメモを元に解読して、レポートとして書いてみたいと思います。
厚木市の小学校修学旅行は、春に4校が実施済み、秋に予定している19校中18校が日光方面、1校は岐阜方面です。
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学校教育課長(総務課長?どっち?):
秋の修学旅行実施に際して、8/27-28に下見調査を実施。線量測定などを行った。39ヶ所の測定で、日光江戸村の2ヶ所を除いて他はすべて厚木市の基準である0.19μSv/時以下。この結果を踏まえて学校が安全確認をして実施して参る。除染の進捗状況など必要な情報を提供し、実施に対する指導・助言を行う。
田口委員:
先週のタウンニュース、日光修学旅行について、議員さんの活動報告として拝見した。これを読んで、校長会の下見の数値を見て、違う掲載内容があったり、あるいは東照宮の香炉が高い数値だったが、これを読んで不安に思った。子どもが小学校にいない自分でも不安に思った、実際に6年生の家庭では不安になるだろうと思う。これに対する反応は?
学校教育課長:
今の件は、観光地や旅館について学校が行ったアンケートを見ると、不安の声と楽しみにしている声と両方あった。保護者への説明は丁寧に行っていて、個別対応もして不安の解消に努めている。タウン誌の記事を見た保護者が匿名で教育委員会に電話をかけてきた。自分の子どもも日光に修学旅行へ行ったが、この記事を見ると多くが不安になるのではないか、日光市では子どもたちが普通に生活しているのに日光に迷惑にならないのかという意見も寄せられた。
田口委員:
実際に、活動報告の中で、校長会の測定は決まった場所のみで、いかにも数値が低いところだけを測っているのではないかと思ってしまうが、測るときはどのような場所を選定したのか?
学校教育課長:
観測地点は、多くの学校が見学するであろう場所を選び、バスを降りて入口にいたるところのルートを測ったり、子どもたちが集合する場所を測定。校長先生は実際に何度も日光へ行っているので良く知っている。
田口委員:
そもそも、記事の中に、教育委員会から提案をもらって測定に行ったとあるが。
学校総務部長:
所管外ですが、発端は私だと思う。教育総務部では学校給食の測定要望を扱っていて、5月に保護者との話し合いの場を持った。その中で、修学旅行の話になった。校長会の下見と、保護者が個別に測定に行くと、議論がいつもかみ合わない。ちがう日に違う場所で測っているので議論が進まない。一緒に同じ日に測って不安を解消したらどうかと、それが提案と言えばそうである。放射線が不安で修学旅行に行けないのであれば、安心して行かせることができるように、安心できる場所を探して欲しいと言った、そこでこういう結果となった。保護者にも行って欲しかったけれど、保護者の参加がなかったことは残念。なぜそんな提案をしたんだという電話もかかっていて、責任を感じている。
田口委員:
話を元に戻したい。そもそも修学旅行の行き先決定のプロセスは?
学校教育課長:
学校が教育課程の中で学校行事として来年度はどうしようかと話し合いを持つ。職員会議の承認を経て学校評議員や保護者、場合によっては専門家の意見を取り入れて計画を作る。修学旅行は担当の学年の教員が、前年度の反省を踏まえて情報交換をし、企画を練る。子どもたちに修学旅行を通して何を学んで欲しいのかという議論を積み重ね、保護者、評議員の意見をまとめて決定する。
学校教育課長(総務課長?どっち?):
教育委員会は狙いに基づいて安全に行えるかを確認、不安があるなら一緒に支援をする。
田口委員:
今年については、もう間際の下見。様々な課題がある以上は情報提供をし、行き先について納得してもらいながらのプロセスを大事に。プロセスを行わないうちに日光ありきになっているのなら検討の余地があるのかと。
学校教育部長:
狙いを定めて行き先を定める。「ありき」で判断をしているとは考えていない。日光中心ではあるけれど、「ありき」ではないと指導している。保護者のアンケートを取りながら決めている。
馬嶋委員:
ニュースを見て心配しているのだが、(日光市の子どもの)積算被曝量はどのくらい?結果の公表は?来年1月から半額補助で検査を始めると聴いているが。
学校教育課長:
積算線量計を首から提げて子どもたちが生活をしていたのは、栃木県の調査で、H23年1月からH24年1月までの間の2ヶ月。2ヶ月間の健康への影響を調査するために。H24年6月の報告書を見ると、日光市の幼稚園児・小学生・中学生364名のうち、0.1mSv以下が79人、0.1mSvちょうどが281人、0.2mSvが4人。総合所見として健康への影響はなく、今後、同じ検査は必要がない。食材の調査は実施を継続する必要がある。また日光市では原発事故当時18歳以下だった子どもの約1万4千人に通知を出して希望者を募って甲状腺検査を行う予定。その意図としては、子どもたちの不安低減のため。
新川委員:
プロセスの問題を再び。10/18に修学旅行に行くのが4校あるが、1校が抜けたら予約が取りづらいなどはあるか?
学校教育課長:
地区によっては鼎談(こんな漢字?)と言う形でグループで旅館や移動手段を確保しているが、厚木市は業者を通して手配しているのでない。
新川委員:
厚木市は1校抜けても大丈夫と言うことですね。今年は8/27-28に調査に行っているけれど、万が一、そこで線量が高くて行かれないことがあったとしたら、調査から実施までの期間が短いのではないか?
学校施設課長:
期間が短いことは、少し研究してみたいと思う。実施する直前のデータを大事にするということもある。
学校教育課長:
万が一、また大きな爆発があるとか、そういう場合の変更の指導はできるようにしている。
新川委員:
昨年は行けなかった児童がいたが、今年、そういう報告はあるか?
学校教育課長:
春に実施した4校にはいなかった。秋に実施する18校については、1人から不安があるので不参加と報告を受けている。昨年も修学旅行不参加児童については議会で何度も取り上げられた。教育長から過去の議事録をよく精査して教育委員会の皆でイジメの根絶と言う支店で話し合おうという発言があった。9月末にはイジメ防止対策推進法が策定されるので、教育委員会定例会の中でも話し合う機会を持ちたい。
馬嶋委員:
田口委員からもあったが、保護者の方に丁寧な説明と言うことは、具体的に何を?
学校教育課長:
今日は貴重な意見をたくさん聴かせてもらっている。タウンニュースの記事を見て不安になることもあり、重ねて丁寧な説明をしているが、日光江戸村の記述については、本市は見学コースではないとお知らせが行っている。移動ルート上から線量の高いところを避けるのもひとつの手だったが、江戸村では単独行動をするのでそれも難しい。保護者説明会で対応できるようにと資料を作成している。完成したところで教育委員の皆さんに見ていただきます、その上で配布します。
難波委員:
修学旅行は小学校生活一番のイベント。ぜひ細かいところもより良い修学旅行が実施できるように意見のズレに関しても、そのようなことがないように願います。
*****************************引用ここまで*******************************あゆくまちゃん ありがとう いつもいつも ホント凄いです 感謝します。
この議題の中で話されてる タウンニュースの内容です
http://atsugichild.blog.fc2.com/blog-entry-614.htmlこれを見て、日光市への修学旅行について不安に思って 教育委員会へ「匿名」で電話をされた方がいらっしゃるんですね・・・
不安になりますよね たしかに
しかし これは事実ですし 風評被害ではありません。
事実を事実として 伝え、リスク軽減をと・・・・名切さんは伝えて下さっています。
この レポートにある保護者は私です。
でも、測定に行かれる数日前に 日程を伝えられても 夏休み中でもあり、仕事もある私は
どうしても参加できませんでした。
せめて、せめて 二週間くらい前に日程を教えて貰えたなら どうにか調整も可能でしたが
どうしても参加できない そんな状況でした。
教育委員会さんにも 直接 残念ですねーと・・・
保護者の方が 保護者目線で参加していただけたら、また校長先生方との連携も出来たのに
本当に残念でしたね。と言われました。
心苦しくて 自分を責めました
なんども、名切議員に一緒にいけなくて申し訳ないと伝える度に
「山村さんは普通のお母さんじゃない お仕事もある お子さんもいる 自分のお金でこれまでも何度も二校を測定してくれたじゃない。謝らないで欲しい 本当に 謝らないで・・・」
と言ってくださってました。
ですが、レポートを見る限り
やっぱり なにをおいても いかなくてはならなかったんだ・・・・と自分を責めてしまいます。
私が行くことで 何かが変わったとは思えませんが
教育委員会も責めてはいないのでしょうが
私は ときどき
私が行かなかった事が 何か悪いことだったか?と思わずにはいられないのです。
厚木市九月議会で 名切議員が日光への修学旅行のお話をされていました。
教育委員会の担当の方が 歯切れが悪く
また 何度も同じ質問をしているのに まったく違う返事をします。
名切議員も 頑張って・・・落ち着いて 質問のお返事を下さいとお願いされていました
内容は昨年度起きた 修学旅行に参加しなかった子への「虐め」の問題でした。
担当者の方は 虐めではなく トラブルである 学校は対処している 教育委員会も適正に対処したといういいます
子どもが学校で 明日学校に来たらぶっ殺すと言われ、怖くて学校に行けなくなった
もうこれは虐めではないか?と 名切議員が問います
トラブルであると答えます
最後には教育長が、何よりも大切なのは子どもの「心」だと言って下さり、厚木市教育委員会は、虐めを許さない 子どもたちを守るといった趣旨の発言をしてくださいました。
ここはとてもキーポイントでした。
今年、私の息子は日光への修学旅行には参加しません。
教育委員会でいう 行かない子ども 一名が うちの家庭のようです
もちろん、我が家でも 修学旅行にどうにか参加できないかと 検討しました。
今年は夫も二度、日光の下見に参加してくれました。
夫の目で日光の空間線量 日光の現状を調べ・・・夫が出した結論も 不参加でした。
昨年度から 日光の修学旅行問題に取り組む母を見ている息子は
早々に・・・僕は日光の修学旅行にはいかない・・・との意思表示をしていました
ですが、昨年度も 名切議員が 参加しない子がいたとして 絶対に起きてはいけないのは
その事で子どもが辛い思いをすることです!
厚木市として、教育委員会として、そのような事がないように万全の対策をしてもらいたいと伝え
教育委員会もそのような事がないようにします と 返答をくれたにもかかわらず
虐めは生じました。
トラブルと呼ばれても同じです。
子どもの心に大きな傷が残りました。
みんなが一緒にやることに 参加しないんだから、虐められてもしかたないよね・・・・と思うかたもいるかもしれません。
でも
そのように考えられる事ならば、守る為に何かが出来たと 私は考えます。
うちの息子の友達には 放射能なんかこわくないと言ってる子がいるそうです。
別に、その事で、息子とそのお友達がもめてるわけではありませんが
息子は、「放射能は怖いよね」と私に確認します。
放射能はこわくない・・・ 放射能はこわい・・・
それは放射能の体への影響をどの角度から学んだかによって答えは違うんだよね・・・・と私は応えます。
チェルノブイリの子どもたちへの被害の写真を一緒に見て
何も悪いことしてない ただ 生まれてきた これから 人生を楽しめるはずだったはずなのに・・・・
生まれた時から病気って子もいるね
じょじょに弱っていく子もいるね
このチェルノブイリでもね 数年間は 放射能なんてこわくないって 外で元気に遊んでいたんだって・・・
でも、放射能の影響は、じっくりと体をなぶってたんだね
今度の、東京電力の原発事故もチェルノブイリと同じ レベル7なんだよね
影響があるか? 奇跡的にないか? わからないけど
ママはさ・・・貴方を守りたいし、子どもたちが余計な被ばくをしないように他のママにも気にしてもらいたいと思ってるんだよね・・・・
そんな会話がうちの家庭ではされています。
私が学校側と修学旅行の話し合いに向かった時に、校長先生は、心のバランスも大切と言ってました
何度も何度も バランスがあるとおっしゃる
子どもたちに 放射能の恐怖を伝える事で心のバランスが崩れ、ストレスになるといけないという配慮のようでした。
先生、放射能の自分の体への影響を伝えても、心のバランス うちの子は崩れませんでした。
放射能を気にする生活の中で
食べなくなった お菓子や 食べ物もありますが
うちの子は それも 納得しています。 自分の命を守る為に 親がやってること
ちゃんと受け止めてくれてますし、また、うちだけではなく、多くのママたちが同じように頑張ってる姿も知っています。
伝え方だと思います。
私は、本当の事は本当だと子どもの心の発達状態に応じて伝える事は可能だと思っています。
放射能が怖くない子も 怖い子も知っていますよ 放射能がこの土地に存在することを・・・
大人がどんなに繕っても 大人がどんなに「風評被害」だといっても
子どもたちはいつか知ることになると思います。
この国で起きた原発事故は、オリンピックを誘致するときには 完全にコントロールできているといっていたが
今になって、東電の方も コントロールできてないと言っているし
また、現実 汚染水は漏れ続けて コントロールできない状況は これからも続くであろうと・・・
汚染水が漏れ続けるって事が何を意味するのか?
海が汚れるだけではありません。
海水が蒸発して雲ができ それが 雨になり 大地に降り注ぎます
もう汚染水が出てないの状態なのであれば 汚染水が出ただけの計算ですが
それが 出続ける 海を汚染しつづける・・・・という状態が この日本だけでなく、地球にとって
どんなに 環境を汚染してしまうか?ということまで考えなくてはいけません
阿部総理は、東京へ7年後に世界中の方を呼びました
日本は安全ですと・・・・水も空気も食べ物も安全ですと・・・・
これは 修学旅行の 日光市長の発言と同じです
コントロールできてないものを コントロールされてると言い
汚染されている場所がどこであるかの特定も東京都が積極的にやってるわけでもないのに
大丈夫という印象をあたえる
原発事故の被災者は、恐ろしい線量のある場所に、帰ってきていいよ・・・帰っておいでと言われ
原発事故の被災者は、自分が住む場所が汚染されているのに、除染すれば大丈夫と言われ
その除染も 放射線量も アナウンスとは全く違うということは
市民の手によって 明らかにされています・・・
私は、世界中の人に、7年後の日本がどのような状態になってるかは わかりません。
どうぞ お越しになるのであれば、日本政府にしっかりやれよ!と伝えて下さい
どうぞ 放射能はどうした? 放射能はないのか? 東京の線量はどうだ? 福島はどうなってる? 東北はどうなってる? 日本の子どもたちはどうなってる?と
日本政府がてんてこまいするくらい 聞いてほしいと思ってます。
そうすることで
日本も放射能と向き合わなくてはいけない状態になればいいと・・・思っています。
この考え方は 日光のママや 日光守る会の大島さんが
日光に修学旅行に来ないでください。
日光は修学旅行生の誘致には懸命になってますが、日光の子どもたちを守る事をしません。
日光に住み マスクもさせずに 通常通りの生活を送っている子どもたちのすぐそばに放射能はあります
日光に来て 修学旅行を楽しむ子どもたちのすぐそばに放射能があります
修学旅行生が来ると 体裁を整えるための事ばかりをやってしまい、日光の子どもたちの環境の事は後回しになってしまいます
だから 来ないで
そして外から、日光はどうなってる? 水は大丈夫か? 空気は大丈夫か? 食べ物は大丈夫か?と声を上げて下さい
と言ってた図式と 全く同じですね・・・・
二年半がたち、日光市の子どもは甲状腺の検査が始まります。18歳以下の子どもたちの希望者は全て受ける事ができます。
厚木市の子どもたちが 東照宮で見ざる聞かざる言わざるを見てる間に
日光の子どもたちは 病院で甲状腺の検査をしているんです・・・・・
日光に住んでいたというそれだけの理由です。
せめて、2011年。2012年.2013年の三年間くらい 日光市が汚染された場所であることを市民に伝え
子どもたちにマスクをさせ、子どもたちの学校ももっと早く除染をしていれば・・・
甲状腺検査の結果は変わってきたかと私は思ってしまいます。
また
放射能の影響は、甲状腺だけに出るわけではありませんよね・・・
日光ありきでは決してない! 何度も何度もその言葉は聞いてきました
私が自分の息子の小学校に確認したときに もう一度大きな事故があったらどうするんですか?
第二案は?と 聞けば
そうなれば 修学旅行はないでしょうね・・・・って 校長先生ははっきりとおっしゃった。
昨年度の請願の時に 教育委員会のほうでは、第二案もあると言った
教育委員会さんと 現場での対応が違うので うーーーーんとなってしまいます
